|
野鳥のギャラリー
当館を訪れる小鳥たちをデジタルビデオで撮影しました.
用語説明
- カラ類=シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラなどの小鳥をさす。エナガも含めた意味で用いられることもある。
- 混群=異なる種類の鳥で構成される群れ。
|
鏡付の餌箱にやって来て、鏡をのぞきこむコガラ。全長12cm。
|
|
|
|
どうしても、鏡に映る自分の姿が気になるコガラ。
|
|
|
|
餌箱からピーナツをくわえて持ち去ろうとするシジュウカラ。全長14cm。
|
|
|
|
シジュウカラ(左上)とコガラ(中)。シジュウカラは、襟元から腹部にかけて、黒いネクタイのような帯があり、コガラでは、この帯が短く、色も淡いことで区別できる。ヒガラでは、この帯はない。
|
|
|
|
ヒガラ。全長約10cm。キクイタダキとともに、日本で最も小さい部類の鳥である。頭部に目立たない冠羽があるのがわかる。ピーナツやクルミを食べようとやってきたが、ほとんどなくなって、たこ糸だけになっているので、怒っているのかもしれない。
|
|
|
|
ゴジュウカラ。全長約14cm。頭を下にして、木の幹をさかさに降りてくることができる唯一の鳥。どうしてあんなことができるのか、不思議でたまらない。彼等にとって、その方が、楽なのか、
このように、横枝に止まる姿は、めったに見られない。そのためか、ゴジュウカラは、たこ糸でくくった餌よりも、屋根のついていない餌箱(彼等が上から見たとき、中味が丸見えになる)の餌によく向かう。雪でその餌箱が閉鎖状態になると、屋根のついた餌箱へ向かう。
|
|
|
|
コゲラ(左)とヒガラ(右)。コゲラは最も小さなキツツキで、全長約15cm。英語では、”Japanese pigmy
woodpecker"というらしい。「ギーギー」と鳴く。特に冬、カラ類の混群と一緒に行動することが多い。キツツキたちは、ピーナツやクルミよりも、バターや牛脂を好んで食べる。また、キツツキたちは恥づかしがり屋さんのようで、我々が近づくと、スルスルと、木の幹の反対側に隠れるが、細い幹なら、「頭隠して尻隠さず」の状態である。彼等にしたら、一生懸命隠れているつもりなのだろう。
|
|
|
|
アオゲラ。全長約29cm. 背面が緑味の強いオリーブ色。「ケーケー」とか、「フィーフィー」とも聞きなせる大きな声でなく。脂類が好物で、4羽ほどが牛脂をめぐってすさまじい争いを繰り広げることがある。そんな時は、小さなカラ類やコゲラはとばっちりを避けようと、安全な距離をとる。
|
|
エナガ。全長約14cm.その半分ほどが、尾羽の長さ。いつも5〜10羽くらいの小さな群れで、餌を探している。くちばしが、カラ類やキツツキのように、長くないので、ピーナツを食べるのは難しいようす。クルミやバターを主に食べに来る。写真のように、器用にクルミにぶらさがったり、両足を別々の枝にかけてぶらさがったりする。 |
|
ヤマガラ。約14cm。シジュウカラとほぼ同じ全長だが、ずんぐりというか、がっしりというか、とにかく体格がよいので、大きくみえる。シジュウカラ、ヒガラなどは、「ツピンツピン」とか「チピッチピッ」とか聞こえる声で鳴くのに対し、ヤマガラは「ジェージェージェー」と、濁った大きな声で鳴くので、すぐわかる。「殻をわって中味をとりだす」のが上手で、落下生をつるしておくと、ほとんどヤマガラが殻をわっている。このヤマガラは、極東アジアにのみ生息する種らしい。
|
|
ヒガラはカラ類の中でも最も小さいので、他の種の鳥が来ると、押し退けられる。しかし、ヒガラ同士や、コガラに対しては別で、よく争う。私たちが餌を用意するのを知っているようで、餌を補給している間も、1メートル位の距離をとって、平気で食べている。この、私たちとの「安全距離」は、体の大きさに比例するのか、小さな鳥ほど、近寄っても逃げない。アオゲラなど大きな鳥は、5メートルくらいで逃げてしまう。ヒガラは、クルミが好きで、クルミがある間は、ピーナツへは殆ど関心を示さない。
|
|
ご存じスズメ。開けた環境を好むのか、あまり現われないが、餌をつるしてからは、よく訪れるようになった。雪の降る環境にもめげず、たくましく、したたかに生きている。カラ類が、たこ糸でつるした餌を、糸ごとくちばしで引っ張り上げ、両足で固定して食べるのに対し、スズメはそのような習性をもたず、精一杯体を伸ばしてくちばしでつつくのである。しかし、「のれんにうで押し」のような状態で、上手に食べられない。そうかといって、餌箱には向かわない。ひたすらカラ類がこぼす「おこぼれ」を下にいて、待っていることが多い。 |